四十肩・五十肩とその誤解

四十肩・五十肩も誤解が多い症状であるとともに、色々な意味で分かりづらい症状だといえます。まず、日本語の肩には二つの意味があります。僧帽筋上部線維のエリア(肩こりや肩の荷が下りるなど慣用句になどによく使われます)と肩関節エリア(四十肩・五十肩や肩は消耗品などに使われる)があります。

ちなみに英語では肩こりに当たる言葉はBack PainStiff Shoulderと訳される場合もありますが意味としては動きにくい肩関節のことなので意味が違ってきます)でエリアとしては背中の上部という事になります。そして、四十肩・五十肩はFrozen Shoulderになります。要するに、ショルダーは肩関節の意味しかなく日本語の肩とは指す範囲が違うという事です。

四十肩・五十肩も慣用句ですので、一般的には、肩が上がらない・上がりにくい全般で使用されていますが、医療の現場では四十肩・五十肩=肩関節周囲炎として使用されています。 肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶による炎症・ 肩関節の関節包や滑液包の炎症 ・肩腱板断裂など炎症系のひどい痛みで夜中にズキズキ痛い等が特徴です。このような場合は、すぐに整形外科に受診してください。

ただ、実際には単に肩が上がりにくい・上げる時に痛みが伴うレベルで四十肩・五十肩だと思っている方が多いと思います。この場合は、筋肉の拘縮が大きな原因の一つですので、十分当院で対応可能です。特に、この症状には肩関節だけではなく、肩甲骨の動きの改善も重要になってきますので、全身のほぐしとバランス回復が必須になります。

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